だるまちゃんの絵本の深い話
最近、だるまちゃんシリーズの絵本を長女に読み聞かせしています。
私は幼い頃に読んだかな?程度ですが、昔の遊びなども出てきて面白い内容になっています。
「だるまちゃんとてんぐちゃん」なんて、登場人物みんなに感心してしまいます。
てんぐちゃんを羨ましく思うだるまちゃん。
だるまちゃんのほしいものを数ある限り探してくれる、だるまどん(お父さん)。
考えて工夫をこらす、てんぐちゃん。
それを見て素直に「いいね!素敵だね!」と言う、てんぐちゃん。
なんか私が感動してしまいました。
娘たちにも素直に「いいね!」と言える子に育ってもらいたいです。
同じシリーズの「だるまちゃんとはやたちゃん」を読んだ時のことです。
森の中で出会った、はやたちゃんファミリーと一緒におばけの品評会のようなものに参加しますが、
最後は夢なのか現実だったのかわからない描写で、はやたちゃんのお家も見つからないで終わります。
読んだ後に長女に「これ、どういう意味だろうね」と聞くと、
うーん。。。と考え、
「はやたちゃんお引っ越ししちゃったんだよ!」と言いました。
なるほどねー。そう思うよね。
正しい解釈はわかりませんが、はやたちゃんが、妖怪退治をしていたいわれる「いのはやたのすけ」の子孫であることなど、
おばけ絡みの不思議な終わり方だということは、まだ3歳にはわからないようでした。
これの延長線上に、国語の長文読解などがあると思います。
そう考えるとやはり、読み聞かせは大事なのかな。。
子どもたちには、自分でよく考える人間に育ってもらいたいです。
先日、保育園で長女が我が家で飼っている猫のピーちゃんに画用紙で首輪を作りました。
早速ピーちゃんにつけてみたところ、嫌がって外してしまうので、長女は怒ってしまいました。
そこで「どうしてピーちゃんは首輪をつけたくないのか、よく考えてみなよ」と言いました。
長女はしばし考え、出した結論が、
「ピーちゃんは首をカリカリするのが好きだから、
これをするとカリカリできなくなっちゃうから嫌だったのかも」とのこと。
じゃあつぎは、カリカリしやすいように改良したらどう?と言い納得したようでした。
ピーちゃんには申し訳ないですが、長女の成長に付き合ってくれていて感謝です。